マキノ黒河林道


〜滋賀県一の美しき林道〜


マキノ黒河林道

マキノ黒河林道(滋賀県高島市マキノ町〜福井県敦賀市)
撮影日:2005年6月


以前の(1994年の)マキノ黒河林道へ

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ここを訪れるのは本当に久しぶりのことである。前回のマキノ黒河林道のレポートにもそのことは書いたが、なぜかこの林道、私のことがあまり好きでないようで、訪れるといつも通行止めで通してくれない。まるで避けられているように感じてしまうほどである。でも美しさゆえ私は忘れることができず、何度も懲りずに訪れている。美しい女性を好きになってしまい何度もデートに誘って断られているにかかわらず、時々デートに応じてくれて微笑んでくれるから忘れることができない、そんな感じだ。今度こそ大丈夫だろう、と思って行ってみても、無情の「工事の為通行止め」の表示・・・。これが今まで何度あったことだろうか。今回も、そういう不安を胸に抱きながら期待しつつ、ダメもとで行ってみたのだった。


2005年6月撮影
マキノ黒河林道への分岐である。左の細い道をゆくと林道へ、手前が集落『白谷』方面、まっすぐ進むと茅葺屋根の集落『在原』である。

2005年6月撮影
「三国山4.5km、黒河越え」という道標がある。登山コースとしても賑わうこの林道は、季節には多くのハイカーでにぎわう。


2005年6月撮影
上の分岐点から少し坂を上ったところが林道起点となる。ここで舗装は終わり未舗装路となる。

2005年6月撮影
起点にある道標。左の古いものには『マキノ林道』右の新しいものには『林道黒河マキノ線』と書かれている。


2005年の6月、この日は初夏の日差しがとても心地よい最高の林道日和だった。滋賀県のマキノの集落を越え、茅葺集落で有名な『在原』へと向かう道を進む。人里を離れると急に寂しい雰囲気になるこの道を少し行くと、「三国山4.5km。黒河越え」という道標が見えてくる。ここがマキノ黒河への分岐点である。その分岐を左折し林道へと進む。「お!今日は通行止めの看板がない!」最高の日和に、彼女は私を受け入れてくれたのだった。自然と顔がほころんでくる自分がわかる。「よーし、写真を撮りまくろう!」と林道へ入ってゆく。「う〜ん、久しぶりのこの風景〜」ここで林道は未舗装に変わる。そこには以前からある懐かしい『マキノ林道』の道標、そしてその横に真新しい『林道黒河マキノ線』の道標が・・。
ダート路開始あたりのこの風景、開放的で大好きである。林道特有のうっそうとした昼なお暗い杉の木の植林の雰囲気はここでは見られない。多くの山が杉やヒノキの植林のため、古来の山の風景から姿を変えてしまっている中で、この林道はさわやかな明るい景色を私たちに提供してくれている。


2005年6月撮影
起点からしばらくはこのような感じが続く。常に空が見えて解放的だ。

2005年6月撮影
もちろんガードレールなどない。しかし車1台なら十分の巾を確保している。


2005年6月撮影
タラの木だ。春になると美味しいタラの芽がつく。私はタラの芽が大好物である。あの香ばしい苦味は最高だ。

2005年6月撮影
何の幼虫なんだろう。体が緑から黄色へのグラデーション。きれいだ・・


2005年6月撮影
林道からは常に空と山が見える。林道特有のうっそうとした雰囲気は全くない。

2005年6月撮影
この日もハイカーは多かった。登山を終えて帰路に着くハイカーがやってきた。


適度に荒れてはいるが普通車でも通行可能な硬く踏みしめられた路面は、登山道入り口のある稜線まで続き、マイカーによる登山客を応援する。途中、いろいろな色とりどりの植物が出迎えてくれる。青い空、みずみずしい木々の緑、鳥のさえずり、また登山日和でもあるこの日は、多くのハイカーたちとも出会う。これが『マキノ黒河林道』のこの季節の風景だ。幅広の車であることに恐縮しながらハイカーとすれ違う。軽く挨拶をすると丁寧に返してくれる人、迷惑そうにしながらも挨拶を返す人、なにも返さない人・・様々であるが、やはり車で行くことに少し申し訳なく感じてしまう。自動車通行禁止となっているわけではないので、そんなに気にする必要はないのであるが、歩いている者としては静かに景色を味わいたいであろう、そう考えるとやはり申し訳なく感じてしまう。お互い林道をそして自然が好きで訪れている者同士、利用の仕方は違っても相手への気遣いを忘れないようにしたいものだ。


2005年6月撮影
この乾いた路面。これだけを見ると走りやすい道ということになるのだろうが、ひとたび雨が降ると状況が一変するのが林道だ。

2005年6月撮影
初めてこの林道を走った時は、もっと道も荒れていたような印象がある。お隣の粟柄林道の方が走りやすいって感じたのだが・・・。


2005年6月撮影
初夏の木々の緑は彩度が強いに関わらず目に優しい。杉林の緑とは全く印象が違う緑だ。


2005年6月撮影
林道脇には川が流れる。源流に程近いところだ。滋賀県側は八王子川である。


さて先に書いたように滋賀と福井の県境となっている稜線には登山道入り口がある。以前訪れた時はそこには登山道の案内板があっただけなのだが、今はそこには立派なトイレができている。私は残念ながら?利用しなかったのだが、これは女性登山客にとっては本当にありがたいものであろう。この地にログハウス風のトイレなど似合わない、なんて考えは、どこででも用を足してしまう男の身勝手だ。この日、多く見かけたハイカーの中には女性も多かったが、きっとこのトイレの存在にホッとされている方も多いことだろう。


2005年6月撮影
山の稜線となる県境には、ログハウス風の立派な公衆トイレができていた。その周辺には登山客の車が所狭しと停められている。

2005年6月撮影
ここは登山道の入り口でもある。車でここまで来てからの登山は、初心者や高齢者には負担が少なくていいのかもしれない。


2005年6月撮影
この登山道の案内地図、以前に比べるとだいぶ色が薄くなってしまっている。


2005年6月撮影
小さくて字の判別ができなくて申し訳ございません・・。この案内板は、県境より福井県側のものだ。


滋賀の身近な山登りのコースとして有名なこの場所は、多くの登山案内の書籍でも紹介されているようで、この時もトイレ周辺の駐車スペースはすでに登山客の車でいっぱいだった。この日見たハイカーの年齢層、性別も様々で、登山の仕方も多様化していることを感じる。麓からずっと林道を歩いて登る者、車で行けるとこまで行き、そこから登山道を歩き目的地を目指す者。「そんなの邪道だ」なんて力んではいけない。いろいろな選択肢が用意されているのはいいことなのだと、この日ご高齢のハイカーの方たちの表情を見ていると、そう感じてしまう。ただ、これまで登山などもう不可能と思われていた人たちも可能となり、年齢や性別を問わず自然の素晴らしさを味わえるようになった一方で、気軽に登山ができるようになったことで、初心者の事故が増えてきていることも事実である。これは登山だけではなく車での林道走行も同様だ。自分の命を守る為、そして他人に迷惑かけぬよう最低の装備や事前の下調べを忘れず出かけたいものだ。


2005年6月撮影
県境を越えて福井県側に少し下ると支線がある。この支線をしばらく進むとまた支線があり、その分岐を左に行くと最高のビューポイントがあるのだが・・残念ながら今は車両通行はできなくなっている。

2005年6月撮影
右に行くとこのような感じ。ひらけていて道も固く走りやすい。


2005年6月撮影
高圧線の鉄塔の巡視路として使われているのだろうか・・やけに周辺に鉄塔が目立つのである。

2005年6月撮影
この支線も雰囲気は決して悪くないのだが、もう一方の支線の美しいイメージがあまりに強すぎて・・・。


稜線を越えても未舗装路は続く。途中、支線があるので入ってゆく。私がお気に入りの最高の景色を見せてくれるビューポイントがあるからである。ここからの景色は最高だ。四方に山々を見おろすことができ、幾重にも重なる稜線のグラデーションや爽やかな青空が素晴らしい。これが見たかったのだ。支線を少し行き更に分岐となるところを左に行く、すると・・・う!通行止め・・。車両侵入禁止のチェーンが張られている。この先はハイカーのみの特権となってしまっていた。まあ仕方がない、切り替えの早い私はあっさりとあきらめ、次回は歩いていってみようと決心してもう一本の支線を行く。このあたりはやたら高圧線の鉄塔が目立つ。きっと福井県側からの原発からきているのだろう。この支線も明るく開放的であるが、これといったものもなくすぐに行き止まりとなり引き返す。


2005年6月撮影
美しい緑の山々・・といいたいところだが、いたるところに巨大な鉄塔、それに高圧線が・・・。

2005年6月撮影
鉄塔の部分は10円ハゲのように木が刈り取られている。なんか懐かしい感じだ。


2005年6月撮影
これは何という蝶なのだろう。いや蛾か??キンモンガというのが似ているようにも思うのだが・・。手持ちの昆虫図鑑を調べたのだが、正確にはわからなかった。

2005年6月撮影
結局少し走るとこの支線は行き止まりとなっていた。なぜかタイヤが一本捨てられていた。


先程の通行止めとなっていた支線分岐あたりで昼食をとっていると、その支線からハイカーの姿。初老の男性の方である。単独で登山されていたようである。少し挨拶をすると、あちらから「この先の景色ご覧になられましたか?すごくきれいですよ。」のことば。手にはデジカメが持たれている。きっとあの美しい景色に感激し、そして撮影されたのだろう。家に帰って家族の人たちにも見せるのだろう。その時、家族の方はなんて返事するのだろう。「わぁ、きれいねえ〜」なんて返事してくれるといいのになぁ、など訳のわからないことを、話をうかがいながら考えてしまう。せっかくの美しい景色を共有したいのに、「山ばっかりに行って、熊に食われても知らないよ!」なんて言われたらめげてしまうだろう。実際に見た目の景色の素晴らしさは、デジカメの小さな液晶画面では伝わりにくいものだ。山登りが趣味の相方をもたれている方、帰宅後に写真を見せられた時は興味がなくても感心してあげてください・・・と願う。


2005年6月撮影
この時期一番沢山見られたのがこの花です。ピンクの美しいこの花、何ていう名なんだろう。「動植物」のコーナーに載せるまでに調べなくては・・。

2005年6月撮影
これもこの時期の山によく見られるアジサイ。清楚な感じの白い色が美しくないですか?


2005年6月撮影
モリアオガエルの卵。ソフトボールくらいの大きさがあった。こんなにおおきいいとは思っていなかった・・。

2005年6月撮影
葉っぱの上のこの赤いものはなんなんだろう・・。何かの卵??それともウンコ??


2005年6月撮影
青空が地面に映る・・これぞ、マキノ黒河林道!といった感じだ。

2005年6月撮影
木々の緑、そしてそこからこぼれる陽の光、地面にうつる影・・これが舗装路だったら、きっとこんなに美しくは見えない。


この季節の『マキノ黒河林道』は様々な美しい姿を我々に見せてくれる。それは稜線を越えて福井県側に下ってからも同じである。いろいろな植物や花、昆虫・・そして何よりも木々の葉のまばゆいばかりの緑や、それらと陽ざしが作り出す木漏れ日の模様、やわらかな光や陰影・・これらの美しさはもうことばでは言いあらわすことはできない。写真でも伝えきれない。実際にこの目で見るしかないのである。間違いなく滋賀県の林道の中でピカイチだ。多くの林道が舗装されてゆく中、未だ未舗装のその乾いた土の路面は景色の彩りの基調となり、そこに緑や空の青が鮮やかに重なって色のハーモニーを奏でる。そして光が細々した無数の葉っぱに当たることで繊細なグラデーションを作り出す。もちろんどの季節でもこのような景色が見られるわけではないのであるが、他の林道にない景色を見せてくれることは確かだ。


2005年6月撮影
青空はけっこう写真にきれいに写るが、木々の新鮮な緑はなかなかうまく写らない。やはりこの景色、実際に見ないと美しさは伝わりにくいのかもしれない。

2005年6月撮影
県境を越えて福井県側にこのような景色が多い。植物の種類も多く我々の眼を楽しませてくれる。


2005年6月撮影
木々の間から見える青空。やはり空が見えてると開放的な気持ちになる。空が見えず、光の届かない杉林だとこうはいかない。

2005年6月撮影
林道から小川を見下ろすことができる。このあたりはまだまだ水量は少ないが、下流に行くにしたがって増してくる。ここでも木漏れ日がとても美しい。


林の中の木々にも光がとどく。地面近くに光の届かない杉林では、植生も地面あたりはシダ類が中心となる。しかしこういった林では光が十分届くため、いろいろな植物が生きてゆくことができる。

2005年6月撮影
重なる葉に光が当たることで生まれる木々の緑のグラデーション。それに枝の黒い陰がアクセントとなり画面を引きしめる。絵画の世界のようだ。


今やわずかとなってしまった滋賀の未舗装林道、その中で『マキノ黒河林道』は「滋賀県一の美しい林道」と言っても過言ではない。10km足らずの未舗装路の中で見せてくれる、様々な自然の作り出す風景は絶品だ。自然の中でまったりとしたい、と思われる方にはぜひおすすめである。ただし自然あふれるこの林道、それを求めてハイカー、オフロードバイクが多く訪れてくる。また動物達もいつ現れるかわからない所だ。くれぐれも安全運転を忘れることなく走りたい。また歩いてみようと思われる方は熊にも要注意だ。熊鈴など必ず用意されたほうがよいだろう。この素晴らしき林道、ここにも近い将来舗装の波がやってくるのだろうか・・。もし舗装化されてしまったら・・・魅力は半減どころではない。今の風景の美しい彩りは間違いなく消え去ることだろう。どうかこの景観、いつまでも残しておいてほしいものである。


2005年6月撮影
林道も終盤に近づいてくると(福井県側)、黒河川の水量も増してくる。決して大きな川ではないが、その水は透明だ。

2005年6月撮影
川をよく見ると・・いた!イモリである。川だけではなく林道途中の水たまりでも、イモリの姿を何度か見ることができた。


2005年6月撮影
全線を通じて、いろいろな面で楽しむことができ、そして心癒してくれるこの林道。何とか姿を変えることなくこの自然をずっと保ち続けてほしいものだ。舗装されてしまったら、林道途中のイモリのいた水たまりや、路面の水たまりを頼りに卵を産むモリアオガエル、これら多くの動物や植物が姿を消してしまうことだろう。また景観も大きく変わってしまう。自然を壊すも生かすも人間次第という現実、もっと自然に思いやりを持ってもいいのではないだろうか。


2005年6月撮影
福井県側のアプローチの目標は、このシュールな巨大人形か・・???滋賀県側から見るとこの人形が林道ツーリングの締めくくりとなる。


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ここより下は、以前の(1994年の)マキノ黒河林道です。




マキノ黒河林道


〜路面、景観ともに林道らしい林道〜


マキノ黒河林道

マキノ黒河林道(滋賀県マキノ町〜福井県敦賀市)
訪問日:1994年8月

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ここを訪れたのは、もうずいぶんも前のこと。

滋賀県のマキノ町の白谷温泉から茅葺集落の在原へ向かう、ほとんど車の通ることのない山間路(白谷野口線)の途中に、その林道へ向かう道がポツンとある。地元の人やシーズンの登山客以外、ほとんど通ることのない道なんだろう。ある時、いつになくたくさんの軽トラやジープ車が停まっていたので何事なのか様子を伺っていると、鉄砲を持った人が車から出てきた。おそらく地元のハンター達なのだろうが、やはり気分のいいものではない。林道とかに行っていると、けっこうハンターに出会うことがある。猟犬がいきなり出てきて驚かされるときもある。獲物に間違われないようにしないといけないなぁ、なんて感じることもしばしばである。時々新聞で『山菜採取りの老女、誤って猟銃で撃たれる』という記事を目にするが、撃たれたくないものだ。気をつけないといけません〜。


1994年8月撮影
舗装路が未舗装路に変わる。マキノ黒河林道のスタートである。いきなり開ける青空が印象的だ。


この林道は三度ほど通ったことがあるが、それ以外にも訪れても『通行止め』ということが何度かあり、その機会を失っている。舗装工事でなかったことを考えると、けっこう気候の影響を受けやすい道のようである。そのせいか、道そのものは適度に荒れていて、それでいて美しい山景色が程よくひらけるという、林道ファンには申し分のない林道となっている。もちろん信州の奥深い林道とはスケールが違うのだが・・・。


1994年8月撮影
開けた開放的な感じの風景が続く。隣の『粟柄河内谷林道』とは対照的な感じである。


また支線をいくと山の稜線に出ることができ、福井、滋賀両側の山並みを一望にできる。この景色は一見の価値あり、である。何年もたった今でもその美しい眺めが非常に印象に残っていて、また行きたくなってしまう。そのあたりの様子は、同じく福井と滋賀を結ぶ、お隣の粟柄河内谷林道とは雰囲気がかなり違っているのである。


1994年8月撮影
いくつか支線がある。支線を行ってみるのも林道走行の楽しみの一つだ。


1994年8月撮影
この支線は、山の稜線に出て、素晴らしい風景を見せてくれる。


このマキノ黒河林道はちょうど福井と滋賀の県境あたりに登山道が合流しており、そこに案内地図がある。この時もここで休憩していると、男女の登山客が登山道より現れて思わず立ちションをやめたのを覚えている。あちらも驚いたことだろう。ああいう自然の中に行くと思わず立ちションしたくなるのも本能なのか、それとも私だけなのだろうか・・・。マーキング・・・、そう、こういう時、犬に親しみを感じてしまうのである。


1994年8月撮影
林道途中にある、登山道との合流点。林道ではめったに人に出会うことがないので、出会ったりするとびっくりする。この時もびっくりした。あちらもびっくり。僕もびっくり。みんなびっくり。


1994年8月撮影
登山用の案内図。これによると「マキノスキー場〜粟柄越〜赤坂山〜明王の禿〜三国山」を経て、林道との合流点に到る。


県境を越えて雨水の影響を受けやすそうな土質の道を福井県側に下って行くと、黒河川に沿った道となり、やがて集落に出る。この時は滋賀県側からこの林道に入って福井県にぬけ、そして粟柄河内谷林道で再び滋賀県に戻るというルートをとった。この頃は粟柄河内谷林道も全線未舗装だったように記憶している。今、同じようなルートを行っても、当時とは全く違った印象を受けるのかもしれない。近々、もう一度この林道を訪れるつもりでいるが、昔のような感動は味わえるのだろうか・・・。


1994年8月撮影
全線未舗装のこの林道。この姿は変えてほしくないものだ。


景色といい、土質といい、天気の良い日にゆっくりと景色を味わいながら走るのに最適な林道といえるが、近年、林道の舗装化は急速に進んでいる・・・。


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